ぎっくり腰になった時は、冷やした方がいいですか?温めたほうがいいのですか?
- 2013年02月09日
- ブログ
最近の寒さのせいか、ぎっくり腰で来院される方が増えています。
その方々からよく聞かれる質問があります。
「ぎっくり腰になった時は、冷やした方がいいですか?温めたほうがいいのですか?」という質問です。
結論から言うと、先ずは冷やした方がいいです。
ぎっくり腰の痛みの原因が、腰の筋肉が負荷に耐え切れずに炎症を起こしてしまうことが原因で起こる発痛です。
炎症が起きている間は、痛みが続くことになります。その間は、温めると炎症が増して痛みが強くなるため、温めることは避けたるべきなんですね。
冷やし方は、氷を水にくぐらせてからビニールに入れ、腰に当てます。冷却は10~20分が目安です。
直接皮膚に当てると「凍傷」になり危険なため、一度水にくぐらせます。
2~3日ほどで炎症が治まり痛みが軽減されてくると思います。
ある程度痛みが軽くなったら冷やすのは止めて、痛みを感じない程度で動くようにします。
筋肉には無数の血管が走っており、その血管を伝って栄養や酸素といった運動に必要なエネルギーを受け取ります。それが筋肉疲労になると十分なエネルギーを受け取れません。そこで、筋肉を暖めてこりをほぐし筋肉に十分なエネルギーがいくようにします。
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